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エバーノース、SPAC合併の株主投票を通過と報道。XRP約4.7億枚保有の上場企業へ

アルトコイン
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リップル(Ripple)が出資するXRPトレジャリー企業エバーノース(Evernorth)と、特別買収目的会社(SPAC)のアルマダ・アクイジション・コープII(Armada Acquisition Corp. II)は9月30日(米東部時間)、合併承認を議題とする株主総会を開いた。複数の暗号資産メディアは、合併案が可決されたと伝えている。

この記事のポイント

  • エバーノースとアルマダ社の合併が9月30日の株主投票で可決されたと報じられた。ただし、両社からの公式な確認は記事執筆時点で確認できていない
  • 合併後の新会社は約4億7,328万XRPを保有し、ナスダックにティッカー「XRPN」で上場する予定
  • XRPを保有するだけでなく、DeFi(分散型金融)での運用などで1株あたりのXRP保有量を増やす方針を掲げる一方、取得価格を下回る含み損や現物ETFとの競合が論点となる

アルマダ社株主総会での合併承認

株主総会は9月30日正午(米東部時間)に開かれた。議決権の基準日は8月20日で、アルマダ社の公開株主は9月28日までに株式の償還(SPACに預けた資金の払い戻し)を請求できた。

投票結果については、XRP Ledger(XRPL)のコミュニティで活動するBear Champ氏がX(旧Twitter)で「アルマダとエバーノースの合併投票を聞いていたが、可決された」と投稿し、crypto.newsやCoinGapeなどがこれを報じた。(参考: crypto.news「XRP rebounds past $1.50 as Evernorth merger vote reportedly passes」)

一方、AMBCryptoは、記事公開時点でアルマダ社、エバーノース、規制当局への提出書類のいずれでも可決が公式に確認されていないと注記している。正式な結果は、今後の当局への開示で確認する必要がある。(参考: AMBCrypto「Evernorth crypto merger reportedly wins vote」)

投票当日のXRP価格は一時1.47ドルを下回った後、1.55ドルまで上昇し、1.51ドル前後(前日比約1.89%高)で推移したとCoinGapeは伝えた。(参考: CoinGape「XRP Gains After Evernorth Merger Vote Passes」)

約4.73億XRPの保有内訳と資金調達

crypto.newsによると、合併完了時点でのXRP保有量は4億7,327万6,430枚となる見込み。このうちリップルが拠出したのは1億2,679万1,458枚で、全体の約26.8%を占める。

市場での購入分は8,436万5,876枚で、2025年11月に約2億1,400万ドルで取得した。平均取得単価は約2.5366ドルとされる。(参考: CryptoTicker「XRP forecast: the Nasdaq vote on 473 million XRP」)

資金調達の総額は10億ドル超を見込む。出資者にはリップルのほか、SBIグループ、パンテラ・キャピタル、クラーケン、GSR、アリントン・キャピタルが名を連ねる。SBIは株式と引き換えに2億ドルを出資した。9月には年利4%、総額3,000万ドルの転換社債による資金調達も開示されている。(参考: The Block「XRP treasury firm Evernorth files S-4 registration for $1 billion SPAC deal」)

発表から株主投票までの経緯

2025年10月の計画発表時は2026年第1四半期の取引完了を想定していたが、実際の株主投票は同年9月末にずれ込んだ。

2025年10月20日エバーノースがアルマダ社とのSPAC合併によるナスダック上場計画を発表

2025年11月市場で約8,437万XRPを約2億1,400万ドルで購入

2026年3月18日米証券取引委員会(SEC)に登録届出書Form S-4を提出

2026年8月27日SECがForm S-4の効力発生を宣言

2026年9月21日3,000万ドルの転換社債による資金調達を開示

2026年9月28日アルマダ社公開株主の償還請求期限

2026年9月30日株主総会で合併案を採決、可決と報道

(参考: Yahoo Finance「Ripple-Backed Evernorth Eyes $1B IPO To Become World’s Largest XRP Treasury Company」)

エバーノースの運用方針と現物ETFとの違い

エバーノースは、ビットコインを大量保有するストラテジー(旧マイクロストラテジー)と同じく、暗号資産を主要な保有資産とする「トレジャリー企業」に分類される。違いは、保有するXRPを運用に回し、1株あたりのXRP保有量を増やすとしている点だ。

同社CEOのアシーシュ・バーラ(Asheesh Birla)氏は、計画発表時の声明で「エバーノースは、投資家にXRPの価格へのエクスポージャー以上のものを提供するために設立された。既存の伝統的金融の利回り戦略を活用し、DeFiの利回り機会にも資金を投じることで、エコシステムの成長と成熟にも貢献する」と述べた。(参考: The Block)

バーラ氏はリップルの元幹部で、ロイターに対し「買収の機会も検討する」と語っている。米国ではすでにXRPの現物ETFが取引されており、投資家にとっては比較対象となる。

項目 エバーノース(XRPN) XRP現物ETF
形態 事業会社の株式 上場投資信託
XRPの扱い 保有に加え、DeFiなどで運用し1株あたり保有量の増加を目指す 原則として保有のみで価格に連動
追加の資金調達 株式・転換社債の発行が可能 投資家の資金流入・流出に応じて口数が増減
主なリスク 運用の失敗、経営判断、株価と保有資産価値の乖離 XRP価格の変動、信託報酬

Yahoo Financeの記事によると、XRP現物ETFへの資金流入は開始以来累計17億5,000万ドルに達している。XRPNはこれらのETFと投資資金を奪い合う構図になると同記事は指摘する。(参考: Yahoo Finance「An XRP Treasury Company Is One Vote Away from Nasdaq」)

含み損と供給面の課題

市場で購入した分の平均取得単価は約2.53ドルで、足元のXRP価格(1.50ドル前後)を大きく上回る。CryptoTickerは、市場購入分の評価損が約8,700万ドル(約40%)に上ると試算した。

XRPの価格は、2025年7月につけた最高値3.65ドルを約59%下回る水準にある。Yahoo Financeの試算では、総保有量4億7,300万XRPは流通量629億XRPの約0.26%にとどまる。

同記事は、リップルがエスクロー(第三者預託)から毎月最大10億XRPを解放できる仕組みにより、市場への供給が続く点も挙げた。また、保有XRPを貸し出す運用は、借り手が市場で売却する可能性があるため、供給を絞る効果を弱めかねないとも指摘している。

編集部の見方では、トレジャリー企業の株価は保有資産の価値だけでなく、運用で上乗せ収益を出せるかどうかで評価が分かれると考えられる(根拠: 同社自身が「価格へのエクスポージャー以上のもの」を提供すると説明しており、ETFとの差別化をそこに置いているため)。

上場完了までの残る手続き

株主承認が正式に確定しても、XRPNとして取引が始まるには、残りの取引完了条件とナスダックの上場要件を満たす必要がある。上場後の会社名はエバーノース・ホールディングス(Evernorth Holdings Inc.)となり、普通株は「XRPN」、ワラント(新株予約権)は「XRPNW」のティッカーで取引される予定だ。

償還請求がどの程度あったかによって、合併後に手元に残る現金も変わる。Yahoo Financeによると、8月20日時点でSPACの信託口座には2億4,200万ドルの現金があった。今後の開示では、償還の規模、正式な投票結果、取引開始日が焦点となる。

免責事項

本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言や特定の暗号資産・株式の売買を勧めるものではありません。暗号資産は価格変動が大きく、元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。なお、本記事はAIを活用して作成しています。正確性に努めていますが、内容が事実と異なる可能性があります。重要な情報はご自身で公式・一次情報をご確認ください。

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